性病検査キットメーカーの種類と検査キットの値段について

郵送検査である性病検査キットを販売する会社は5社あります。いずれの会社も国や都道府県から認可を受けた登録衛生検査所です。

その性病検査キットを販売しているメーカー5社と、性病検査キットの値段を比較しながら解説していきます。性病検査はどうしても費用がかかるものですが、性病検査キットを使用することで費用を抑えることも可能です。ぜひ参考にしてくださいね。

このページのもくじ

性病検査キットメーカー5社とは？

まず、性病検査キットを販売している５つのメーカー（会社）を紹介したいと思います。

会社名	株式会社アルバコーポレーション
設立	2003年5月
所在地	〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町1-8-7　小池ビル10F
許認可	・川崎市衛生検査所登録　第291号（川崎市）・高度管理医療機器等販売業・貸与業許可番号　第Ｎ06286 号（大阪市）・郵送検査認定事業者（性感染症分野）No. JFSHM-2014-001
ホームページ	アルバコーポレーション

日本で初めて性病の郵送検査である【STDチェッカー】を販売した会社で、性病検査キットの先駆者と呼ぶべき会社です。

本社は大阪ですが、検査所は神奈川県川崎市にあるため検査キットの郵送はそちらに送ります。陽性判定が出た場合、全国44,000件以上の性病の治療ができる病院を案内してくれるシステムがありトータルサポートが充実している印象です。

会社名	株式会社ふじメディカル
設立	1999年10月
所在地	〒231-0058 神奈川県横浜市中区弥生町3丁目29番地12　横浜大通り公園前ビル3階
許認可	臨床検査業務横浜市登録衛生検査所　登録番号第8030号管理医療機器販売業　　管理者　美原朝恵医療機器製造販売承認番号　30200BZX00386000 医療機器製造業登録番号　14BZ200306 第二種医療機器製造販売業許可番号　14B2X10048 商標登録番号　第6328540号
ホームページ	ふじメディカル

ふじメディカルは性病検査キットメーカーの中でもコスパが良く『費用をできるだけ抑えたい方』に人気があります。また、1度に多くの項目を検査できるキットや、ブライダルチェックにも利用できるペアセットなどもあり商品も豊富。

会社名	株式会社メディック
設立	2000年5月
所在地	群馬県高崎市あら町５番地１
許認可	市長登録衛生検査所　第１号高度管理医療機器登録　第３０９号プライバシーマーク　第１４３０００２１号商標登録　第５２８８９３８号全省庁入札参加資格　No.１７０１９２自治体入札参加資格　No.１０００１６７６
ホームページ	さくら検査研究所

株式会社メディックが運営するさくら検査研究所は、性病検査キットだけではなく覚せい剤の検査キットも取り扱いがある登録衛生検査所です。全国に協力医療機関もあり検査後のフォロー体制もしっかりしている印象。

予防会は関東エリア（新宿や横浜など）と福岡にクリニックを展開する医療法人で、性病の検査から治療まで一貫して行います。東京周辺にお住いの方は、治療のことも考えると予防会は使い勝手がいいかもしれません。

会社名	株式会社ＧＭＥ
設立	1997年郵送での性感染症検査事業を開始 2000年「さくら医科研究所」として創業 2006年「株式会社GME」として別法人化
所在地	〒370-0862　群馬県高崎市片岡町1-1-5
許認可	登録衛生検査所　登録番号　高崎市登録第54号管理医療機器販売業　管理者　大廣暢晃
ホームページ	【ＧＭＥ医学検査研究所】

GME医学検査研究所では、性病検査キットだけではなく肺がんや子宮頸がんの検査キットも販売していて幅広い分野の検査を行っています。

GMEの提携医療機関は全国に2000件以上あり、検査報告書を提示することでスムーズに治療を行えます。これほど提携利用期間が多い検査キットメーカーは他にないためもし性病判断とされてその後の治療のことまでを考えると、郵送検査するならGMEがおすすめです。

上記5社の性病検査キットの一部を抜粋して比較してみましたので参考になればと思います。GMEだけスタンダードパッケージとローコストパッケージがあるので2つの価格を表示します。

（※ローコストパッケージは予備の検査器具を無くし包装容器を少し簡略化して余計なコストを抑えたパッケージで主にリピーター向けの商品です）

クラミジア単体の検査キット。その他の性病の1項目検査キットもあります。

4項目：クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダ

感染者数が多い性病4種類の検査が可能。採取も比較的簡単で失敗も少なく、検査結果も比較的早くわかる傾向です。

6項目内容：HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダ

4項目にHIV（エイズ）と梅毒を加えた6項目キット。近年日本でも梅毒の感染者数が上昇しているため梅毒を抑えておくことは重要です。HIVと梅毒は血液検査になるため、血液の採取が必要になります。

検査項目：HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダ+クラミジア（のど）・淋菌（のど）

性病6項目に咽喉（のど）の検査もプラスした検査キット。近年オーラルセックス（フェラなど）が通常化している中で、のどに感染するケースが多発しています。治療方法も異なる場合があるため、のどの検査は重要です。

のどが重要！