性病予防

彼(夫)が性病に感染?性病感染の原因と自分へのリスク

『彼(夫)が性病に感染したことが発覚した…』

『彼(夫)が性病に感染したって浮気確定!?』

彼や夫の性器(ペニス)にブツブツができたり、尿道から膿(うみ)が出て、もしかして?と思い性病検査したら陽性判定がでた(性病に感染していた)という事例があります。

もし、彼氏や夫が性病に感染したら、まず『浮気(不倫)』という言葉が浮かび上がりますよね。また同時に、自分自身に感染していないか不安になり、心は平常を保てません。しかし、性病と発覚した以上、ペアで検査や治療が必要です。今回は、彼(夫)が性病に感染する考えられる原因と、自分(彼女や妻)へのリスクや治療について解説したいと思います。

彼(夫)が性病に感染した考えられる5つの原因とは

彼氏や夫が性病に感染する原因はさまざまです。『絶対に浮気!』と考えてしまうかもしれませんが、それ以外の可能性も実はあります。彼や夫が『浮気した』と自供していれば別ですが、そうでなければ潔白なのかもしれません。ここでは浮気は別として、『性病の感染経路』という観点から以下で主な5つの原因を解説します。

浮気による感染

不倫相手との性行為によって、その女性が保有しているウイルス、細菌などの病原菌に感染し、男性が媒体となり、妻を二次感染させてしまう事例は決して珍しくありません。

また、性病の感染は、なにも性器だけではなく咽喉(のど)や肛門などへの感染も起こる可能性があります。。フェラやクンニが一般的になっている現代は、オーラルセックスによって口や咽喉(どの)への感染も多く報告されています。咽喉の感染の代表例は、クラミジア淋病です。

性風俗店での感染

彼や夫の性病感染の原因の1つに、風俗店での可能性も捨てきれません。風俗店と一口にいってもさまざまで、本番行為をするお店から、フェラのみのピンサロなどその種類は幅広くあり、ほとんどの場合は本番行為(膣挿入)のプレイは行いません。

しかし、本番(膣挿入)行為を行わなくても、上記のように咽喉(のど)に感染している女性からフェラを受けることで感染することや、ペニスを膣には入れずとも素股のように性器同士の接触によって感染するケースがあります。

ただし、ほとんどの風俗店はクリニックと提携していて、定期的に検査を受けることができます。働く女性には、お店側から定期検査を義務付けているケースが多く、働く上で検査結果を提出するルールがあるお店が多いです。働く女性も『お客さんから感染したくない』という思いもあるため、性感染症には意識が高く、もし性病に感染してもすぐに治療を行える体制が整っています。

とはいっても、働く女性が定期検査前(性病が発覚する前)に感染するような行為をしてしまったり、こういった定期検査を義務付けていないお店もあるかもしれません。どちらにせよ不特定多数との性行為は感染リスクを増加させます。

同性愛者との感染

妻がいながら同性愛?と思うかもしれませんが、結婚後に同性愛に目覚めたり、本当は以前から同棲が好みだった、少し興味本位で…などのケースもあるようです。

男性の同性愛の場合、アナルセックスやオーラルセックスが主となります。特に出血の伴いやすいアナルセックスは、梅毒などの性病にかかりやすいとされています。また、梅毒に感染することで、肛門付近や直腸に炎症が起き、そこからHIV(エイズウイルス)なども感染しやすい状況が生まれるためとても危険です。

仕事や私生活で感染

実は性病の感染は、性行為だけではありません。

他人の血液を扱う職業、例えばお医者さんや献血の従業員、救急隊員の方々は、血液を介して感染しやすいHIV(エイズ)梅毒赤痢アメーバ症などに感染する危険性があります。仕事柄、注射針を使用したり、他人のけがの治療をする方はこういったリスクがあります。また、カミソリや髭剃りなどの共用も感染リスクが高まります。

他にも、性器が不衛生な状態が続くことで毛じらみ症などに感染する可能性があり、毛じらみのほとんどは陰毛の接触ですが、タオルなどの共用でも感染する可能性があります。また、亀頭包皮炎といってオナニーなど何かしらの原因でペニス(亀頭)に傷がついてしまい、そこから常在菌が入り発症する例もあります。

あなた(彼女や妻)からの感染

最後に、もしかしたら、あなた(彼女や妻)からの感染かもしれません。

例えば、淋病という性感染症は、女性の多くは症状が出ませんが、男性が感染すると症状が強く出やすい特徴があります。主な特徴は、排尿時の痛みや灼熱感、強いかゆみ、尿道からの黄色っぽい膿(うみ)、赤い腫れなどがあげられます。また、淋病はオーラルセックスがなどによって咽喉にも感染します。

これは、『女性側が他の男性と関係を持った』または、『今のパートナーとの付き合いは日が浅く、以前のパートナーから感染していた』などが考えられます。

他にも、カンジダ症が挙げられます。カンジダ症は、真菌(カビ)の一種で、健康な人でも常に体の中にいる常在菌です。体調不良やストレス、生理前やピルの服用などによってのホルモンバランスの変化をきっかけに、体内でカンジダ菌が増殖してしまい発症することがあります。発症に気付かず彼や夫と性行為をすることで、パートナーにも感染する可能性があります。上記でもありました亀頭包皮炎の原因にも、カンジダ症は関わっている可能性があります。

彼(夫)が性病に感染してしまったら

感染した性病名と特徴を把握する

上記でお伝えした通り、性病の感染は浮気だけが原因ではありません。しかし、性病の感染の原因は性行為の可能性が高いこともまた事実です。また、感染していない人同士の性行為は、性病に感染することはありません。

あなた(彼女・妻)が他の男性との関係がないことが前提ですが、彼や夫がクラミジアや淋病に感染していたら、他の女性やセックスパートナーとの関係があったかもしれません。また、彼や夫が感染した病気が、カンジダ症の場合、あなたから感染した可能性も捨てきれません。

自分も感染している可能性が高いため必ず検査を

彼や夫が性病に感染していたら、あなたも感染していると思いましょう。特に、彼や夫と性行為があった場合は高い確率で感染しているでしょう。もし、性行為がなくても、キスやタオルの共用などでも感染する可能性があるため油断できません。

女性が性病に感染しそのまま放置することで、最悪の場合、子宮頸がんなどの疾患にも繋がります。また、ほとんどの性病は自然治癒しないため治療が必要です。

point.性病の治療は、膣剤や経口薬、塗り薬などさまざまで、その病原菌やウイルスによって治療法も異なります。そのため、まずは、病原菌やウイルスの特定が必要です。

また、1つの性病に感染することで、ペニスや膣内に炎症ができ、そこから他の性病も感染する『複数感染』も考えられるため、必ず性病検査を行いましょう。

ペアで治療することが大切

ほとんどの性病は、早期発見と正しい治療が大切です。また、パートナーのどちらかが治療を怠ってしまうと、片方が治っても、再度感染してしまう恐れがあります。そのままピンポン感染が続くことで重症化するリスクがあります。

彼や夫が性病に感染してしまったら『浮気(不倫)』という文字が浮かびますが、自分の身体をまもるためにも、まずは性病の検査と治療に専念することが大切です。

【チェック!】あわせて読みたい!