『性病に感染していることが判明したけどパートナーに伝えるべき?』
『性病検査キットで陽性判定が…彼氏や彼女に言ったほうがいいの?』
自身の治療はともかく、彼氏や彼女、夫や妻などの大切なパートナーに感染している可能性もあります。また、自身が浮気していると思われることや、相手が浮気しているかも?と疑心暗鬼になり、なかなか伝えることができないことも。
でも、もし性病に感染していたらセックスパートナーにはその事実をしっかりと伝えるべきです。今回は、性病に感染していたと分かったときに、パートナーに伝えるべき理由と、性病に感染していたときの対処方法について解説します。
性病に感染したらパートナーに伝えるべき3つの理由

自身が性病に感染していたら、ちゃんとパートナーにその事実を伝えましょう。まずは、パートナーに伝えたほうが良い理由を3つにまとめましたのでご覧ください。
1.セックスパートナーは感染している可能性が高い
性病に感染していたことが判明したら、パートナーに伝えるべり理由で最も重要な理由として【パートナーも感染している可能性が高い】ためです。性病のほとんどは、自然治癒しないため、適切な治療が必要です。放置することで将来の妊娠や出産に重大な影響を与える可能性があります。
例えば、主に性風俗店で感染者が多いクラミジアや淋病は、1回の性交で約30%~50%の確率で相手に感染させてしまいます。特に、性行為を頻繁に行う彼氏や彼女、夫や妻の場合では、すでに感染していると思っておいたほうが良いでしょう。
point.性病の多くは無症状やほとんど症状が出ないことが多く、検査してみないと分からないことが大半です。相手に症状が出ていないとしても、安易な考えは避けましょう。
2.ピンポン感染を防ぎ2人で治療するべき
2つ目の理由に、自身が性病の治療を行って完治したとしても、セックスパートナーが感染していた場合、せっかく治療した性病を再びもらうことになるからです。
性病の多くは、1度感染したら抗体を得るわけではなく、再度感染したり一旦症状が治まっても再発したりすることがあります。特に、完治していない状態でのパートナーとのセックスは、そのカップルでのピンポン感染を招いてしまいます。
point.ピンポン感染することで、性病は完治することなく、お互いに移しあってしまい重症化する可能性が出てきてしまします。性病はセックスパートナーと一緒に治療しましょう。
3.性病を放置するリスクが大きい
3つ目の理由に、性病を放置することで重症化し性病が原因で不妊症に陥る可能性が高まるからです。これは女性だけではなく、男性も不妊症になることがあります。
性病のほとんどは自然治癒しないため、症状が出ていなくても体内に病原菌やウイルスが存在し、将来の妊娠や出産に重大な影響を与える可能性があります。また、性病を患ったまま妊娠してすることで母子感染のリスクが高まります。
point.性病の病原菌やウイルスは、時間が経過するにつれ体内の奥まで進行し、男性なら【精巣上体炎】、女性なら【子宮頸管炎】や【卵管炎】などを引き起こし、不妊症の原因となる場合があります。
性病に感染していた時の対処方法

性病に感染したと判明した場合の対処方法について解説します。
病院で治療する
性病は主に、病院や保健所、性病検査キットで検査が可能です。病院で検査した場合はそのまま治療に移ります。保健所や性病検査キットで陽性判定が出た際は、最寄りの性病の治療ができる病院に行きましょう。
point.性病の検査や治療は専門の病院で受診する必要があります。男性なら泌尿器科や性病科、女性なら婦人科(産婦人科)や性病科が一般的です。
病院へ行けない時の応急処置
病院へ行く時間がないときもあるかと思います。カンジダなど一部の性病の治療薬や抗生物質は、通販等で販売していますので、何らかの原因で病院へ行けない場合は、治療薬を自身で購入することも検討してみてはいかがでしょうか。
point.性病の治療薬は、その性病の種類によって異なります。【性病の治療薬】を参照してください。
パートナーの性病検査は忘れずに
上記でもお伝えしましたが、性病に感染していると判明したら、必ずパートナーに伝え検査も行いましょう。パートナーが病院へ行きたくない場合、セルフチェックができる性病検査キットを利用してみてはいかがでしょうか。
point.もしかしたら、パートナーは性病に感染していない可能性も捨てきれません。ですが検査をしてみないことには分かりません。病院へ行くことはハードルが高い場合、性病検査キットを利用することをおすすめしています。
性病に感染したら気を付けたいこと

性病に感染してしまったら相手に感染させないために、性行為はもちろんキスも控えましょう。感染が判明したら気を付けたいことをまとめます。
セックスは治療を終えるまで我慢
性病は、その名の通りセックスによって感染するため、完治していない状態での性行為は控えましょう。治療薬の投与によって、数日で症状が治まる場合もありますが、体内に病原菌やウイルスがまだ存在しており、治療が十分でない場合は再発してしまう可能性が高いため、症状が治まっていてもセックスは控えるべきです。
point.医師に指示された治療期間を経て、再検査で陰性を確認しましょう。
キスやオーラルセックスもNG
性病の種類によっては、フェラやクンニなどのオーラルセックスによって、性器から咽喉(のど)に感染します。クラミジアや淋病が代表的で、性器にクラミジアや淋病を患っている人の約20%~30%が咽喉(のど)にも感染していると言われています。
また、咽喉(のど)や口内に感染している人と、キスやディープキスを行うことで、唾液に含まれた病原菌が口から口へと感染してしまう可能性があります。キスでの感染はセックスよりもリスクは低いですが、念のため控えたほうが賢明です。
point.通常、病院での性病検査は、咽喉(のど)の検査は行われません。念のため、病院で受診する際、咽喉(のど)の検査を希望しましょう。性病検査キットを利用する際も、咽喉(のど)のクラミジアや淋病も購入することを忘れずに。
洗濯物は一緒にしていいの?
以前は、性病感染者と一緒に下着を洗濯するとピンポン感染すると言われていましたが、下着を一緒に洗っても基本的には感染することはありません。
なぜなら、性病の病原菌のほとんどは、ヒトの体の外では長く生きられないからです。例えばクラミジア菌は、乾燥に弱く空気に触れるとすぐに死滅します。また、本来は体液の中で生存している病原菌は、洗濯に使用する水の中では感染力が低下し長く生きられません。
point.とはいっても、もし自分だけが性病に感染していたら、マナーとして洗濯物やトイレの清掃など、相手への配慮が必要です。
性病に感染していたら浮気確定?

性病に感染していたと分かったとき、相手に伝えることを躊躇する理由の1つに『浮気を疑われる、またはバレる』ということがあります。しかし、【性病=浮気】という訳でもありません。
無症状期間が長い場合がある
性病に感染しても、実は多くの人は無症状の状態です。多少の症状が出ていても気づかない程度なため、ずっと見過ごされていることがあり、感染して判明するまでに数か月、あるいは数年かかる場合があります。
そのため、『いつ感染したか』正確に分からないことが多いため、もしかしたら数年前の前のパートーナーと付き合っている際に感染していた可能性もあります。そのカップルの状況にもよりますが、性病に感染していたからといって、すぐに浮気と断定することは避けましょう。
クラミジアや淋病は風俗から感染することが多い
性病=浮気ではないものの、クラミジアや淋病など風俗店の利用で感染しやすい性病の場合は、浮気を疑われることもあるでしょう。しかし、あなたが男性で、パートナーの女性の性病検査を行っていない場合は、まずは浮気の話よりも先に検査を優先させましょう。
例えば、淋病の場合、女性にはほとんど症状でないです。ですが男性の場合、かゆみや尿道から膿(うみ)が出るなど、比較的男性のほうが重い症状がでます。パートナーの女性がもっていた性病をもらった可能性もあるため、まずは検査を優先しましょう。
point.風俗店での感染機会に心当たりがある方はこちらを参照してください。
性行為をしなくてもカンジダなどは発症する
女性の場合、セックスをしなくてもカンジダ症を発症する場合があります。
カンジダ症は、ストレスや体調不良、抗生物質の投与、ホルモンバランスの変化などが原因で、常在菌の増殖によって発症するため、正確には性感染症とは別の扱いですが、カンジダを発症している状態で性行為をすることで、相手の男性に移してしまうこともあります。
男性も感染している場合は治療が必要ですし、女性の場合は体調不良などをきっかけに再発する場合が多く、カンジダ症であっても必ず検査と治療を行いましょう。
パートナーの女性がカンジダ症を発症していないにもかかわらず、パートナーの男性がカンジダに感染していたら、もしかしたら浮気の可能性も…
まとめ:性病と分かったらパートナーに伝えましょう
性病検査の結果で陽性判定が出た場合、セックスパートナーには必ず伝えましょう。
- 相手に感染させてしまっている可能性がある
- 相手から感染した可能性がある
- 性病は自然治癒しないため治療が必要
- ピンポン感染することで重症化リスクが高まる
- 治療しないと将来の妊娠や出産に影響を及ぼす
性病を告白するのは、少し恥ずかしいですし言いにくいですが、今後の治療を考えちゃんとパートナーと話し合いましょう。