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性病予防

性病はどうやってうつる?性病予防の基本と気を付けたい行動10選

性感染症(STD)のほとんどが自然治癒しない病気なため、必ず治療が必要です。性病に感染することで、パートナーや性的関係ではない家族にも移すリスクが生じます。そのため、感染しないような対策を行うことが大切です。今回は、性病の予防の観点から、性病予防の基本やNG行動について解説したいと思います。

性病の主な感染経路

性病の主な感染経路はやはり性行為(セックス)です。セックスといっても、オーラルセックス(フェラやクンニ)やキスによって咽喉(のど)に感染することや、アナルセックスで肛門や直腸に感染することもあるため、それらを含めた性行為は性病の感染経路となります。

また、その他にもタオルやバスマットの共用、カミソリや生理用品の処理不足など、普段の生活での感染も確認されています。

性病予防の基本とは?気を付けたい行動10選

性病予防の基本は、性行為をしないことや、性行為を行うパートナーを限定すること、またコンドームを正しく着用することなどが挙げられますが、その他にも性病の予防で重要な項目があります。

1.性行為(セックス)しない

一番安全で確実なのは、性行為(セックス)をしないことです。物理的に感染経路を断つわけですが、実際問題としてはノーセックスの実行は難しいことが現状ですよね。

2.性的パートナーを限定する

セックスをしないことは難しいですが、性的パートナーを限定することは、性病予防の観点から大切なことです。性病に感染していない人同士のセックスでは感染は起こりません。性的パートナーが多いということは、それだけ性病の原因である菌やウイルスをもらいやすくなるということです。

また、性感染症(STD)は自覚症状を感じにくい病気です。不特定多数とのセックスは、どうしても感染リスクが高まるうえに、誰から感染したのか相手を特定することが難しいので、自分が治ったとしても、再び感染する可能性があります。

3.コンドームを必ず使用する

性行為の時にコンドームを使うことは、感染予防の観点からとても大切なことです。盛り上がってコンドームを使用しないシーンも出てくるかもしれませんが、コンドームは避妊だけでなく、性病の感染予防にも、大切な役割を果たします。

セックスには、セックス(膣性交)やオーラルセックス(口腔性交)、アナルセックス(肛門性交)などさまざまですが、通常のセックス(膣性交)はもちろんですが、その他の性交の際もコンドームを使用することが大切です。同性愛者間の方は、出血の伴いやすいアナルセックスの際は必ずコンドームを使用しましょう。

ただし、コンドームで完全に予防できない性感染症、例えば梅毒尖圭コンジローマなどもあるということは知っておきましょう。

4.性行為の前後に必ずシャワーする

性器、皮膚、口の中など、人の体には性感染症の原因になる様々な病原菌が付着しています。お互いに綺麗に洗い落とし身体を清潔することが大切です。

また、血液を介して感染するHIV(エイズ)や梅毒などの性感染症も存在します。歯磨きをする場合は、口の中を傷つけないように注意して出血が無いようにしましょう。

5.性器を傷つけることをしない

性器が傷ついたりすると、その傷口や血液を通じてウイルスや病原菌が侵入してしまう可能性があります。

のびた爪や器具の使用、無茶なプレイは、性器の粘膜を傷つける原因となるため注意が必要です。また、ホテルなどにある無料で使いまわしの器具を使用する場合は、念のためにコンドームをかぶせるなど注意して使用しましょう。

6.性行為の前に排尿・排便は済ます

便の中に存在するウイルスが口や性器の接触から感染する場合があります。すっきり排便して肛門付近を清潔にすることが大切です。

特に男性は、尿道と精液の通り道が同じことから、セックス前の排尿が性病予防の1つとなります。また、セックス直後の排尿もおすすめです。もし病原菌などが排尿口から侵入したとしても、性行為後すぐに排尿することで病原菌を洗い流して感染予防につながるからです。

7.相手の性器を確認する

相手の性器をしっかり自分の目と鼻で確認することが大切です。相手の性器を確認することで性病かもしれないと判断することができる可能性があります。

男性の場合、尿道口の赤い腫れや尿道からの膿、性器のイボやブツブツなどの症状が多いです。また、女性の場合は、おりものの悪臭や色の変化、性器のイボやブツブツなどの症状があれば性感染症の疑いがあります。

毛じらみ症などは陰毛周辺がかゆくなるため、頻繁にかいている場合などは要注意です。また、下着に膿やおりものが付着して汚れている場合も気を付けましょう。

8.生理中はセックスしない

生理中の女性性器はデリケートで傷つきやすく、その傷から感染する可能性が高くなるため性行為は避けましょう。もし、彼から性行為を求められても生理中は断りましょう。また、男性側も女性が生理中の時はちゃんと我慢することが大切です。生理で出た血液から、パートナーへ感染する可能性もあることを知っておきましょう。

9.体調不良時やけがを負っているときは性行為を行わない

疲れがたまっている時や、病気などで抵抗力が低下している場合は、性感染症に感染する可能性が高くなります。そのような疲労時のセックスが引き金になって、性器ヘルペスなどすでに感染しているけれど潜伏していた性感染症の症状が出てしまう場合があるのです。

また、常在菌であるカンジダなどは、体調不良やストレス、ホルモンバランスの変化やセックスの刺激によって膣内の環境が変化し発症してしまう場合があります。

10.野外など不衛生な場所ではセックスしない

屋内にくらべ屋外は衛生状態が悪いため、細菌やウイルスに感染しやすくなります。野外でのセックスは、シャワーをしないことがほとんどなため、指や爪が汚れたままでの性行為となります。そのため、車内も含め、公園や砂浜、山奥などでのセックスは控えましょう。

まとめ:性病予防の基本

性病予防の基本は、性行為(セックス)自体をしないことですが、それはあまり現実的ではありません。なので、性行為をする際に、お互いが清潔を保つことや、セックスパートナーを限定すること、コンドームを正しく使用することなどが、性病の予防に繋がります。それに、自身や相手が体調が悪いときなども、性行為を控えることが重要です。

また、性病検査を定期的に行うことも1つの性病予防となります。感染していないペアでの性行為は安全です。感染予防の観点からも、定期的な性病検査を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。

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