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検査キットの選び方~使い方

【性病検査キット・病院・保健所】性病検査キットの信頼性と検査精度や費用を徹底比較!

  • 性病検査キットと病院や保健所、検査の精度の違いはあるの?
  • 性病検査キットの信頼性は?
  • 病院か性病検査キットどちらで検査を受けるべき?
  • 検査キットと病院どちらが安い?

性病検査を受ける方法は大きく分けて【病院・保健所・検査キット(郵送)】の3種類あります。性病検査を受けたいと思ってもどこで検査を受けていいか迷ってしまうことも。

郵送で検査ができるキットは、匿名性が高くて誰にもバレずに検査できるため注目を集めていますが、検査の精度が病院と同じなのか気になるところですよね。

今回は、病院や保健所、検査キットの信頼性や費用をまとめましたので、ご自身に合った検査方法の参考にしていただければなと思います。ぜひ最後までご覧ください。

性病検査キットは信頼性が高い

まずは『性病検査キットと病院や保健所との信頼性や検査精度に差があるのか』というところですが、いずれも信頼度は高く検査制度に違いはありません

病院や保健所で患者を検査し採血などをした場合、登録衛生検査所に検査委託して検査結果を報告してもらいます。一方、性病検査キットメーカーも、郵送で送られた検体を登録衛生検査所で検査するため同様の検査精度となるわけです。

病院に付属の検査室がある場合は、衛生検査所に委託せずに検査を行いますが、これも同様の検査方法なので信頼度や制度に変わりはありませんよ。

登録衛生検査所とは

登録衛生検査所とは、簡単に言うと病院などの医療機関から検査の依頼を受ける施設のことで、都道府県などから認可された検査所です。

みなさんも年に数回は何らかの形で検査結果を受け取っていると思います。病院に病気の診断でや検査を受けたときや、健康診断で採取された血液などの検体などなど。登録衛生検査所に検査依頼を出す医療機関で受診しているならば、それらの検査結果はその医療機関が提携する登録衛生検査所からの検査結果です。

性病検査方法の種類

病院でも保健所でも、検査キットでも基本的に性病の検査方法に違いはなく(※一部を除く)、検査する性病の種類によって検査方法が異なります。

検査の種類 検査で調べられる性病名
尿検査

対象:クラミジア、淋病、マイコプラズマ、ウレアプラズマ感染症

方法:病院や保健所ではコップに尿を入れて渡します。検査キットでは自身で専用の容器に入れて郵送します。

膣の分泌

対象:クラミジア・性器淋菌感染症・カンジダ症・トリコモナス・マイコプラズマ・ウレアプラズマ

方法:一般的な病院は性動脈から注射で採決を行います。検査キットではランセットと呼ばれる小さな針で指から採血を行います。

血液検査

対象:HIV感染症・梅毒・B型肝炎・C型肝炎

方法:専用の細長い綿棒のようなものを膣内に挿入して検体を採取します。病院や保健所では、医師や看護師に採取してもらうため、苦手意識がある方が多いです。

咽喉(のど)分泌

対象:クラミジア(のど)、淋病(のど)

方法:病院もキットどちらも、専用の細長い綿棒でのどの奥のぬぐって分泌物を採取します。一方、うがいをしてその水を検体とする場合も多く、病院やキットメーカーによって異なります。

病院や保健所、検査キットでは、検査の信頼性や検査結果の精度に違いはありませんでした。

検査方法も病院で医師に行ってもらうか、自宅で自分で行うの違いで基本的には一緒です。キットの場合は、病院で陰部をみられる心配がなく安心感がありますが、採血が人によっては難しいと感じる方がやや多い印象です。

性病検査キット・病院・保健所の比較早見表

次に、性病検査キット・病院・保健所での匿名性や検査項目、検査にかかる料金や費用を比較してみましょう。

性病検査費用で比較

検査方法 特徴

病院

料金:1項目の検査で7,000円~10,000円程度(保険適用外)

病院での性病検査は症状がある場合は保険適用となり上記の3割の料金になります。症状がなく『念のため性病検査を受けておきたい方』は実費費用となります。

一般的には、性病検査1項目の料金は5,000円前後、それに初診料約2,000円や診察料約1,000円を足すと8,000円。もちろん病院によっては料金設定が異なりますがこれくらいのイメージをもっておきましょう。

保健所

料金:無料

基本的に保健所や保健センターでの性病検査は無料です。コスパとしてはNo.1です。ただし、検査できない項目や検査結果に時間がかかる傾向があります。

検査キット

料金:1項目の検査で4,000円~6,000円程度

1項目あたりの検査料は病院とあまり代わりませんが、初診料や診察料、病院へ行くための交通費などを考慮すると病院よりも安く済みます。

検査できる項目も多く、症状がない・または性病かわからないくらいの症状で『念のため検査しておきたい』という方は検査キットが向いています

プライバシー・匿名性で比較

検査方法 特徴

病院

保険適用外であれば匿名検査も可能ですが、保険適用での検査はカルテが残ることはもちろん、健康保険証の使用履歴にも残るため匿名性に関しては低いと言えます。また、病院へ行くことで誰かに見られる可能性も。

保険証を使用する場合は、親やパートナーの扶養に入っている場合は、その人に使用履歴も知られるため、検査だけでしたい場合は保健所か検査キットがおすすめ。

保健所

匿名での検査も可能な部分は◎

ただし、検査するために保健所に行かなくてはいけないこと、検査結果を取りに行かないといけないことを考えると、職員の方には見られる上に、近所の誰かに見られる可能性も。

検査キット

郵送での匿名検査が可能◎

検査のための検体採取を自分1人で行うことや、検体の引き渡しも郵送で行うため、誰にもバレずに検査ができます。また、家族と同居していても、郵便局留めやコンビニ受け取りを指定することで身内にバレずに受け取り可能

検査できる性病の種類で比較

検査方法 特徴

病院

病院や医師にもよりますが幅広い検査に対応している。性病治療に長けている病院なら確実でしょう。

注意点としては、婦人科では咽喉の検査を行っていないため、のどの検査のために咽喉科に再度行く必要があります。

保健所

主にHIV(エイズ)や梅毒、クラミジアなどの感染力が高い性感染症の検査は、多くの保健所で対応していますが、検査できる性病の種類は病院や検査キットよりも少ない

ある程度、疑わしい症状、性病の目星がついている方は保健所の検査はおすすめです。

検査キット

郵送検査ができる性病は幅広くほとんどの性病の種類がカバーできる。

専門の病院よりはやや劣る部分もあるが、のどの検査も1回の検査で行うことができるところがポイント。通常、婦人科ではのどの性病検査は行わないため、病院での検査では、咽喉科に行く必要があり2度手間になる。

検査結果の速さで比較

検査方法 特徴

病院

病院で検査しても、登録衛生検査所に検査依頼をするため基本的には結果が出るまでの日数は変わらない。

ただし、付属の検査室がある病院や土日の検査も実施している病院は、検査項目にもよるが、最短で当日など比較的早く検査結果が出る。

保健所

HIV(エイズ)や梅毒など、比較的早期治療が必要な検査結果は早く出せる保健所もあるが、ほとんどの保健所では検査結果に1週間ほどかかるケースが多い。

検査キット

検査キットメーカーによっては、土日祝でも自社ラボ(検査所)での検査も実施しており、最短翌日に検査結果が報告可能。

一般的には検体到着後2日~3日で検査結果が報告可能で、スマホやパソコンで確認できるため病院や保健所よりも早く結果確認できる。

迅速な治療の対応

検査方法 特徴

病院

検査結果が重大な結果であっても迅速に治療に移れる。その病院で治療できない症状であっても、提携病院などに紹介状を書いてもらえるため、どちらにせよスムーズな治療に移れる。

保健所

保健所は検査はできても治療は出来ません。症状や検査項目によっては早めに検査結果が出るため病院などへの案内があるが、検査結果に時間がかかる場合があるためスピード感には掛ける

検査キット

保健所同様、検査専門のため治療はできません。ただし、検査結果が比較的早く報告されることや、提携医療機関が多い検査キットメーカーが多く、性病の陽性判断された場合には提携病院にスムーズに案内してもらえる

検査にかける時間や便利さで比較

検査方法 特徴

病院

かかりつけの医師や病院が近くにある場合は安心してスムーズに検査が可能。

ただし、性病検査できる病院が遠い場合や、のどの検査を別の病院で受ける場合は、ある程度時間はかかる。また、予約や待ち時間があるため、ある程度まとまった時間が必要。

保健所

病院よりも営業時間、検査できる時間が限られる上に、病院よりも保健所のほうが少ないため、予約や検査時間を考えると便利さとしてはあまりおすすめできない。

検査キット

空いた時間で自分で採取からポスト投函までできるため、キットの注文さえ終わればスムーズに検査が行える上に、待ち時間や病院へ行く労力もない。自分で検査する手間さえ苦にならなければ検査としてはかなり便利。

病院・保健所・検査キットの総合評価ランキング!

検査方法 特徴

病院

『治療』までのスムーズさを考えると病院がダントツで1番です。性病の判断がされた場合、保健所や検査キットで陽性判断が出ても病院で治療するためです。

『検査』としての総合評価としては、匿名性や検査項目の種類、費用を考えるとキットのほうが評価が高い。また、性病の症状がなく念のための検査で、婦人科に抵抗がある方には不向き。

保健所

検査できる性病の種類が限られている上に、検査できる時間は平日昼間のみが多く、利便性には欠ける。

ただし、検査料金が無料な為、とりあえずの検査としてはあり。

検査キット

陽性判断が出た時の治療までのスムーズさを考えると病院のほうが優秀。

『検査』だけの機能としては、匿名性やコスト面、結果までのスピード感などを考慮するとかなり優秀です。

特に、婦人科に抵抗がある方や、検査のことを誰にもバレたくない方、咽喉(のど)の検査を一緒にしたい方は郵送検査がおすすめです。

性病検査の方法は症状の有無で決めることがおすすめ!

あきらかに性病の症状がある場合は、すぐに治療へ移ることができる病院へ。症状がない、または症状が軽く性病かを念のため検査したい方は検査キットを利用することで、匿名性が高いうえに陰性判断がでれば病院へ行かずに済みます

性病検査を受ける方法は病院、保健所、検査キットなどがありますがいずれのも信頼性が高いため、検査を受ける方の都合や症状の有無で決めましょう。

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