性行為の数日から数週間後、デリケートゾーンに変化がみられ..
『え?もしかして性病?』
と不安になった経験ありませんか?
痛みやかゆみ、おりもののニオイや色、粘度の変化、白いぶつぶつができたなど。いつもと違う変化があった場合はどうしても不安になってしまうことも。
『症状がない、または比較的少ないからきっと大丈夫!』と思っていませんか?
性病を放置するととても危険です!
今回は、性感染症(STD)の疑いがあるのにも関わらず、検査・治療せずに放っておく重大なリスクや簡単に自宅で検査する方法について解説します。大切なことなので、ぜひ最後までご覧ください。
性病をそのまま放置する3つのリスク
性病を放置する代表的なリスクを3つにまとめます。
1.大切な人やパートナーに感染させてしまう
自分がもし性病であるなら、当然パートナーにうつしてしまうリスクがあります。
治療せずそのまま性行為を行うことで、互いにうつしあう『ピンポン感染』を引き起こします。これは、症状が治まるどころか、どんどん悪化していく原因に。また、中には性行為以外でもタオルやカミソリの共有で感染する性病もあります。
性病は何らかの症状が出てくることが多く、いつまでも隠し通せないで早い段階で検査・治療が必要です。
2.不妊症や母子感染の原因に
性病に感染すると不妊症(骨盤附属器炎)や母子感染のリスクがあります。
もちろん男性が感染している場合でも、男性の不妊症(無精子症)に陥る可能性も。
これは、性病の種類にかかわらず性病に感染することで対象部位が炎症を起こすためです。初期症状を放置することで、どんどん悪化するため最悪の場合は不妊症に陥る可能性があります。
さらに妊娠しているのに性病そのまま放っておくと、生まれてくる赤ちゃんは母子の産道を通るため母子感染する可能性が非常に高まります。新生児感染症は重症化しやすく治療しても脳に障害が残る可能性があります。
3.がんのリスクが高まり最悪のケースも
HPV(ヒトパピローマウイルス)という性感染症をご存知でしょうか?
HPVには100以上の種類がありますが、その中に高リスク型HPVといって、将来的にがんになる可能性を高める種類が存在ます。
現代は、子宮がんワクチンが開発されていますが、性病に感染してからのワクチン投与は意味がありません。性病は検査・治療しなければどんどん悪化する可能性があります。
性病検査の方法について
もしかして性病かも?と思ったら、まずは『念のため』検査することが大切です。性病検査の方法は大きく分けて2種類あります。
性病を検査する方法
- 性病検査を行っている婦人科や保健所で検査する
- 性病検査キットで自分で検査する
基本的には、婦人科や性病科などで検査を行うことが通常です。ですが何らかの理由で病院へ行くことを躊躇してしまうことも。
- 『無症状ならきっと大丈夫..』
- 『どこの病院に行けばいいかわからない..』
- 『近くに婦人科がない・行く時間がない』
- 『誰かにバレたらイヤだ..』
- 『性病検査で病院へ行くのは抵抗が..』
実際に、性病検査のために婦人科へ足を運ぶことにためらう人も一定数いらっしゃるようです。
特に無症状や症状がが軽いケースでこのような感情が出てしまい性病検査を怠ってしまうこと多いことが現状が多く、結果的に重症化に繋がってしまうことも。
もし、検査をしたいけど病院(婦人科など)へ行くことを躊躇している方は..
誰にも知られずに郵送だけで性病検査できる検査キットを利用してみてはいかがでしょうか。
性病検査キットを試してみて
あきらかに性病の症状がある場合は病院へ行きましょう。
性病検査キットは、症状がない、または症状が比較的少なくて性病と判断できない方に向いています。
婦人科などの病院へ行く時間がない場合や、婦人科へ行くことに抵抗がある場合でもそのまま性病の疑いを放置するより、まずは検査をする行動が必要です。
放置して症状が重症化するより、検査して陰性とわかって安心するか陽性であっても正しい治療を行うほうがどう考えても良いですよね。