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性病の症状

【男性器】ペニスにできるブツブツの原因は?性病ではないフォアダイスと性病の症状について

『いつの間にか亀頭にブツブツができた…』

『陰茎に小さい複数の白いブツブツができたけどこれって性病?』

もしかして性病?治療が必要かも…と思っても、なかなか彼女や家族に相談しずらい内容です。しかし、ペニスにブツブツが出来たからといって、必ずしも性病というわけではありません。フォアダイスという無害なぶつぶつも存在します。

今回は、男性器のブツブツができる原因であるフォアダイスや真珠様陰茎小丘疹と、放置してはいけないブツブツができる性病の種類とその症状について解説したいと思います。

性器のブツブツは放っておいて大丈夫なものと、すぐにでも治療が必要なものがあります。ぜひ最期までご覧くださいね

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男性器にブツブツの正体であるフォアダイスとは?

男性器に、白い小さなブツブツが複数個できることがありますが、重要な病気ではなく、病院で診察してもらうと『ただの脂肪のかたまりだよ』といわれることも多々あるんです。その代表例として『フォアダイス』というものがあります。

フォアダイスとは、陰茎にできるブツブツのことで、皮脂などを分泌するための器官が、白いイボのようなものとして出てきた状態で、要するに脂肪の塊です。これは、性病ではないため、セックスによって発症するわけでもなく、また人にも感染することはありません。

もう少し詳しく説明します。

皮膚の表面には、体毛1本ごとに【脂腺(しせん)】という組織があり毛穴から皮脂を分泌しています。しかし、体毛がない場所、この場合はペニスの陰茎や亀頭冠(カリ)に、その脂腺があらわれることがあります。 当然、陰茎や亀頭冠には、体毛がない(毛穴がない)ため、皮脂を分泌(体外に出す)場所がありません。皮脂を分泌しようとしても、外に排出することができないのです。

男性器の陰茎に脂腺ができた場合、毛穴が無く外に脂肪を出せないため、皮脂が溜まって皮膚の下で白っぽい塊となり、白いブツブツとなって現れます。これがフォアダイスの正体です。

以下で、フォアダイスを含む、性病ではない男性器のブツブツについて解説します

男性器にできるブツブツの原因と場所

フォアダイスのぶつぶつ

フォアダイスとは、陰茎、つまりペニスの先端ではなく、皮の部分にできるブツブツのこと。

もともと、陰毛あたりにあるはずの脂腺(しせん)が、ペニスの皮に独立して存在し、中の脂肪が透けて見えている状態です。フォアダイスは男性の約65%にあらわれるといわれており、特に性病ではなく、人に感染させることもありません。

真珠様陰茎小丘疹(PPP)

真珠様陰茎小丘疹(PPP)は、ペニスの亀頭冠(カリ)にできるブツブツです。カリを一周するように、同じ大きさの白いブツブツが並んでいるのが特徴的です。

男性の約20%にできているとされており、その多くは包茎で垢や汚れが溜まりやすい方に発症しやすいようです。フォアダイス同様、脂肪が正体で、性病等の人に感染するものではありません。毛穴の汚れやニキビに近いものと考えて大丈夫です。

タイソン(包皮)線

タイソン腺は、ペニスと亀頭をつなぐ裏スジの部分にできる白いブツブツのこと。1個だけの場合や、5~6個ある場合など、数はまばらです。多くの場合、ペニスの裏スジの両側に数個ずつ発生しますが、左右対称であるとは限りません。タイソン腺も、ペニスと皮の間に汚れが溜まりやすい包茎の方で多くみられます。

point.男性器のブツブツの原因は、フォアダイス、真珠様陰茎小丘疹、タイソン腺の可能性が高いと言えます。いずれも性病ではなく放っておいても特に害はありません。しかし、治療が必要な性病のブツブツと、個人で見分けることが困難といえます。

男性器にブツブツやイボができる性病の主な種類

次に、性感染症が原因でおこる男性器の『ブツブツ』について解説したいと思います。性病は、自然治癒しないうえにパートナーに感染させてしまう恐れがあるため治療が必要です。以下の症状に該当する場合はすぐに性病検査や治療を行いましょう。

1.性器ヘルペス

性器ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス(HSV)1型(HSV-1)または2型(HSV-2)の感染によって発症する性病です。

亀頭(ペニスの先のほう)や陰茎(亀頭の下から根本付近)などに、水ぶくれや潰瘍(ただれ)、赤いブツブツができることがあり、水ぶくれが潰れることで痛みやかゆみも出ることも。唇にできるヘルペスに似た症状が出た場合は、性器ヘルペスの可能性があります。また、太ももやおしり、肛門周辺に症状が出ることがあります。

性器ヘルペスは、時には高熱の症状もでる性感染症です。咽喉(のど)に感染している場合は、喉の痛みなど風邪に似たような症状がでることがあります。

このウイルスは、もともと唇にできるヘルペスと性器にできるヘルペスに区別されていましたが、フェラやクンニなどのオーラルセックスの一般化に伴い、現在ではあまり区分されていません。

性器ヘルペスは、一度感染すると治療をしてもウイルスは体内に潜伏し続け、疲れやストレス、セックスなどの刺激などが原因でたびたび再発することがあります。 再発時には、初感染時よりも症状が軽くなることが一般的です。

2.尖圭コンジローマ

亀頭(ペニスの先のほう)や陰茎(ペニスの根元から皮の部分)、肛門付近にブツブツやイボのようなものができたら尖圭(尖圭)コンジローマの可能性があります。

初期症状は小さいブツブツやイボですが、だんだんと、イボとイボがひっついて、症状が進行すると『ニワトリのトサカ』や『カリフラワー』のように大きくなります。

フォアダイスなどのブツブツとは異なり、ペニス全体や肛門など広範囲に症状が表れることも。発症部位によっては痛みやかゆみが起きる場合もあります。治療は、軟膏の服用や、レーザーで患部の切除を行います。

イボというとすぐわかると思うかもしれませんが、初期症状はフォアダイスなどと似ていることもあり、実は気付かずに重症化するケースも多いです

尖圭コンジローマは、イボ以外に自覚症状がほとんどないため、イボが出来ても性病とわかりにくい性病です。感染経路としては、通常の膣性交(セックス)、フェラやクンニなどのオーラルセックス、アナルセックスなどで感染します。

3.梅毒

梅毒は、近年、日本でも感染者が急増している性病の1つで、膣性交やアナルセックス、オーラルセックスなどで感染する可能性があります。

梅毒は血液を介して感染する性病です。男性の同性愛者間で多くみられる出血の伴いやすいアナルセックスによって、より感染者が増えている状況です。

梅毒の主な症状は、赤いブツブツや、感染部位(陰部、口唇部、口腔内)に大豆くらいの痛みのない大きさの硬いしこりが出来ることがあります。

ひと昔前は、不治の病として恐れられていた性病です。現在では、有効な治療薬もあり、早期発見によって完治できる病気になりました。 しかし、症状が進行すると、心臓や血管、目などに重い障害が残ることもあり、妊婦さんが梅毒に感染すると死産や流産のリスクを高めてしまうこともあります。

また、梅毒の注意点としては症状が4期に分かれていることです。一旦、症状がおさまって『治った』と思っても、それは次の発症までの潜伏期間となります。

第2期になると、全身や手のひら、足の裏に赤いぶつぶつ(丘疹性梅毒疹・梅毒性乾癬)ができ、肛門や外陰部に腫瘤ができる(扁平コンジローマ)ことがあります。

現代は治療が進んでいるため、ほとんどの場合、第1期や第2期で治療することでほぼ完治しますが、第3、第4期まで放置してしまうとかなり重症化する恐れがあるため注意が必要です。

男性器にブツブツができたときの3つの対処法

男性器(ペニス)を清潔にし様子をみる

男性器にできたブツブツの原因がフォアダイスなど脂腺によるものだった場合は、清潔な状態を維持して様子を見てみましょう。フォアダイスやタイソン腺の場合は、性行為によって感染することはないため、気にならない程度ならば、そのまま特に何もしなくても良いと思います。

フォアダイスは、セックスパートナーに性病と思われることが多いうえに、一度発症すると除去治療しない限り治ることはないため、形成外科で治療を行う男性も多いです。

泌尿器科や性病科で検査や治療を受ける

男性器にブツブツやイボができた場合、もしかしたら性病の可能性もあるため、心配な方は念のため性病検査を受けておきましょう。男性が性病検査できる医療機関は、主に性病科や泌尿器科、皮膚科などがある病院です。

性病だった場合、放置することで重症化してしまう可能性があり、またパートーナーとのピンポン感染のリスクも生じます。自身で判断できない場合は、必ず性病の検査を受けましょう。

性病検査キットで性病かどうか調べる

性病検査は必要とわかっているものの、病院へ行くことに躊躇する方も多いと思います。その場合、誰にも知られずに性病検査が可能な【性病検査キット】を利用してみてはいかがでしょうか。

性病検査キットは、一度にほとんどの性病を検査をできるうえに、自身で検体を採取するため、病院で医師に男性器を見せずに性病検査が可能です。

性病を放置することは絶対NGです。念のためと考え、自身に合う方法で検査を受けましょう

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