Instagram(インスタ)や出会い系などで援デリを利用し、その後性器に異変を感じた方は、もしかしたら性病に感染しまっているかもしれません。
援デリとは、援助交際を装ったデリヘルのことで、Instagram(インスタグラム)やTwitter(ツイッター)などのSNSや出会い系サイトで素人を装って援助交際する業者のことです。本番行為ありの援助交際をさせるが多く、デリヘル業者の裏の稼業として運営されていることが多いようです。
今回は、Instagram(インスタ)や出会い系サイトの援デリの特徴と、援デリの性病感染リスク、そして援デリを利用してしまった後の対応策について解説します。
Instagramや出会い系サイトの援デリの見分け方
もしかすると、あなたが利用した出会い系サイトや、Instagram(インスタ)などで出会った女の子は嬢援デリ嬢だった可能性があります。それ見分けるにあたって、援デリは次のような特徴があります。
- 写真はめちゃ可愛かったのに、かなり容姿が異なる女の子がきた
- セフレを求めてきたのに初回だけ2万円ほど請求してくる
- ママ活募集なのに初回2万円ほど請求し後日報酬と一緒に返すと言う
- 交通費やピル代、ローション代、性病検査代などを請求してくる
- LINEやカカオトークではなく、メールアドレスの交換も求めてくる
- 長文で顔文字や絵文字がやたら多いメールを送ってくる
- 『望む相手の年齢』が~70歳などやたら許容する年齢の範囲が広い
- お金を支払ったのにお風呂もなしで雑な手コキだった
- 出会い系にログインしてすぐに知らない女の子からメールがきた
- プロフィール画面がかなり過激(裸の画像など)
上記の項目のうち1つでも当てはまったら、援デリ嬢だったかもしれません。
援デリは『援助交際デリバリー』の略で、SNSや出会い系サイトを通じて女の子を派遣する業者のことで、裏デリなどとも呼ばれています。警察に営業許可とっていない違法店がほとんどです。違法なため業者が介入することはほとんどなく、業者がSNSや出会い系サイト内で客と連絡を取り合い、女の子を派遣するスタイルをとっています。
援デリ嬢は、普通の風俗店では採用されない外見だったり、接客が良くない子が多く、リピート率を気にしなくていいから手抜きなサービスで終わることが多い。一方で、交通費やオプション代は自分のものになることが多くがめつく子も。
中には18歳未満の少女もいる可能性があるため、男性側も罪に問われる場合があるため注意が必要です。
Instagramや出会い系の援デリで性病感染するリスクが高い理由とは?
性病(性感染症)は、その名の通り性行為によって感染します。感染の多くは性器の粘膜通しの接触によるもので、性病で代表的なクラミジアや淋病は、一回の性行為で30%~50%で感染すると言われています。(※血液を介した感染やフェラだけでも感染することがあります)
中でもInstagram(インスタ)や出会い系サイトで出会った人との性行為は性病感染の観点からかなり危険といえるでしょう。ではそれはなぜなのでしょうか?
優良風俗店ではないため定期的な性病検査を行っていない可能性がある
一般的な風俗店(店舗型やデリヘル含む)では、働く女の子に定期的な性病検査を行っている優良店が多く、性病に感染していることが判明したら治療できるまで出勤させません。性病に感染している人が出勤すれば、その店舗の信用を失ってしまうからです。
しかし、援デリの場合、表向きには店舗や業者を介すことなく女の子を派遣するため、相手が性病に感染してしまっても特にリピート率が低下する懸念がないのです。そのため、定期的な性病検査を行う必要がありません。
性病に感染しても、多くの人は無症状なため感染していることを自覚できず、気づかないうちに相手に感染させてしまう可能性があります。定期的な性病検査は、こういった無症状の人も見つけることができます。
優良店の場合は、お店側の費用で性病検査を受けることができますが、援デリ嬢が実費でまめに性病検査を受けることは考えずらいでしょう。(もちろん援デリ嬢全員が意識が低いとは言いませんが一般論として)
援デリ嬢は不特定多数と接触するため感染機会が多い
Instagram(インスタ)などのSNSや出会い系サイトで知り合った人と肉体関係によって収入を得ている援デリ嬢は、当然ながら不特定多数の人と性的関係を持っていることになります。
一般的に、不特定多数の人との性的関係は、性病に感染するリスクがそれだけ高いと言えます。さらに、出会い系で性的関係を求める男性側も、そういった女性との接触が多いと推測されるため、性病に感染するリスクが高い人同士での性行為となります。
あなたが買った援デリ嬢は、前回の男性客から性病をもらっている可能性があります。オプション等で本番行為、特にGナシ(コンドームなし)の場合は非常に危険です。
フェラだけでも性病に感染することがある
本番行為をしていないから大丈夫!と思っていませんか?
あまり知られていませんが、実は性病はフェラなどのオーラルセックスによって喉(のど)に感染することがあります。喉(のど)に感染した女性からフェラされることで、性器にも感染してしまいます。
例えば、クラミジアに感染している人の10%~30%は、喉(のど)にも感染しているデータが出ており、近年オーラルセックスの通常化によって喉(のど)感染者が増えている状況です。
1回ピンサロに行っただけでクラミジアに感染した人もいますが、喉(のど)に感染している女性からフェラをされたことが原因です。
Instagramや出会い系の援デリで感染リスクが高いプレイとは?
性病の感染経路は性器の粘膜同士の接触が基本です。その他には血液による感染や、フェラなどによって喉(のど)からの感染も危険です。実際にどのようなプレイが感染リスクが高いのでしょうか?
フェラなどのオーラルセックス
上記でもお伝えした通り、実はフェラやクンニなどのオーラルセックスでも性病に感染する場合があります。
性病に感染した男性にフェラをした女性は喉(のど)に感染し、喉(のど)に感染した女性からフェラを受けた男性が性器に感染します。クンニも同様で、性病に感染している女性の愛液に病原菌が混在しているため、男性も喉(のど)に感染する可能性があります。
援デリ嬢は1日に何人もの男性を接客(フェラ)することもあるため、それだけ喉(のど)への感染機会が多い言えるでしょう。
クラミジアや淋病に感染した人の10%~30%は喉(のど)に感染していると言われていますが、体をウリにしている女性は感染機会が非常に多いため、そのデータの平均よりも感染している人の割合は高いと思っておきましょう。
アナルセックス
アナルセックスはそもそも避妊する必要がないため、コンドームを着用せずに行われることがほとんどです。そのため、アナルセックスでは性病に感染するリスクは非常に高いといえます。
性器同士の接触じゃないのになんで感染するの?と思われた方もいるかもしれませんが、クラミジアなどの性病は、性器だけではなく肛門や喉(のど)の粘膜にも感染します。
また、HIV(エイズ)や梅毒などが血液感染する恐れがあります。アナルセックスはローションなどの潤滑剤を使用しますが、膣よりもキツく摩擦が生まれやすい状況となります。その摩擦によって小さな傷ができてしまい、分からないほどの出血が起きている可能性があるため、知らない間に相手の血液が自分の性器に付着するのです。
アナルセックスだけではなく、通常の性行為(膣性交)でも摩擦によって小さな傷ができてしまい、見えない程度の出血が起こることがあります。膣内はデリケートなため、激しいセックスを行った際も注意が必要です。
Gナシ(コンドームなし)本番行為
コンドームなしでの本番行為は、性器の粘膜同士が接触するため、どちらかが性病に感染していたら、相手に感染する可能性が非常に高いと言えるでしょう。
Instagramや出会い系サイトで出会った援デリ嬢とコンドームなしで本番行為を経験した方は、何らかの性病に感染していると思っておいたほうが良いでしょう。
コンドームをすることで性病感染リスクは低下しますが、性病の病原菌は『体液』にも混在しているため、感染していないとは言い切れません。不安に思ったらすぐに検査することを推奨しています。
※下記で対応策について解説します。
Instagramや出会い系の援デリを利用後に異変を感じたら(対応策)
Instagramや出会い系で出会った女性との性行為(フェラも含む)の後、性器になんらかの異変を感じたり、症状がなくても性病に感染していないか不安になった方は、以下を参考にしてください。
パートナーとのセックスは控えて
特定のパートナーがいる方は、いったんその人との性行為を控えましょう。Instagramや出会い系の援デリ嬢と性行為を経験した方は、なんらかの性病に感染している可能性が高いと言えます。(もちろんソープやヘルスでも感染リスクはありますが..)
『特に症状がないから大丈夫だけど…?』と思っている方も多いですが、性病に感染している人の多くは無症状や軽度の症状のケースが多く、自覚症状がない人が大半です。
そのため、特定の妻や彼女などパートナーに知らないうちに移してしまうケースがあります。大切な人に性病を移してしまわないように、感染の疑いがある人はパートナーとのセックスは控えましょう。
少しでも不安があれば念のため性病検査を受けるべき
Instagramや出会い系での不特定多数の人の性行為を経験された方は、性病に感染している可能性が高いと言えます。少しでも不安がある方、または性器に何らかの異変を感じる方は、一度性病検査を受けてみましょう。
性病検査が必要な理由として代表例を3つあげます。
- 知らない間にパートナーに移してしまう可能性がある(ピンポン感染)
- 性病は風邪などとは異なり放置していても自然治癒しない
- 将来的に不妊症の原因になることがある(パートナーも含)
性病の症状が出ないからといって放置してしまうと、パートナーに感染させてしまいお互い移し合うピンポン感染を引き起こしてしまいます。しかも、性病は自然治癒することがないため、治療しないと2人とも一生治りません。
それから、不妊症も気を付けなければいけません。例えば、クラミジアに感染して放置することで、クラミジアの菌がどんどん奥に入っていき卵巣炎や卵管炎、骨盤腹膜炎を引き起こす可能性があり、卵管炎を引き起こすことで子宮外妊娠や不妊症の原因にも繋がります。(男性も同様に不妊症になる可能性があります)
今は良くても、自分や相手(パートナー)の将来を考えると、早い段階で検査し治療することが賢明でしょう。
性病検査の方法について
性病検査を受ける方法は『病院での検査』のほかに、『保健所での検査』や、医療機関の『郵送検査』などがあります。以下でそれぞれの特徴を簡単に説明していきます。
病院で性病検査を受ける場合は、男性なら泌尿器科や皮膚科、性病科がおすすめです。イボなどの皮膚に症状がある方は、皮膚科と泌尿器科がある病院が良いでしょう。女性の場合は、婦人科(産婦人科)や性病科で受けることが一般的です。
性病検査のほとんどは、自由診療(実費診療)が多いため、病院のホームページ等で料金を確認しておきましょう。また、どんな性病に感染しているか分からないため、できるだけ多くの種類の検査を推奨しています。
保健所でも性病検査は可能ですが、検査できる日程に限りがあることで好きなタイミングで検査を受けることができないことや、検査できる性病の種類が少ないためあまりおすすめではありません。HIVや梅毒だけ検査したい方は保健所でも良いと思います。
『性病検査はしておきたいけど病院には行きたくない…』という方におすすめです。郵送検査は、医療機関から検査キットを配送してもらい、自分で検体(尿など)を採取してポストに投函します。後日ネットで検査結果を受けることができ、もし陽性判定が出ても、その診断書を病院に持っていき治療してもらえます。
メリットとしては、病院に行くことなく性病検査が可能で、しかも誰にも知られずにできることです。
このページでは、Instagram(インスタグラム)や出会い系サイトで知り合った人との性行為による性病感染リスクについて解説してきました。以下の性病検査が可能な病院検索ページや、郵送検査キットの詳細ページをぜひ参考にしてください。