女性の性病検査ってどんなことするの？婦人科での内診や視診など診察内容について

『おりものがいつもと違うような..』

『変なぶつぶつができた..』

『でも性病の検査ってどんかことするの..？』

もしかして性病？と思っても、病院へ行くのはなんだか怖いイメージがありますよね。それに医師の診察とはいえデリケートゾーンを人に見せることはとても勇気がいることです。今回は、性病検査の診察内容の種類と、女性の診察内容である内診や視診について解説したいと思います。

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【女性の性病検査】主な診察内容

症状や疑われる性病の種類、検査する性病の種類によって診察内容は異なりますが、女性の性病検査での診察内容はおおむねこのような流れが多いようです。以下で詳細を説明します。

【女性の性病検査】婦人科での内診や視診とは

問診とは？何を聞かれるの？

問診とは、診察中に『どのような経緯で病院へ来ましたか？』『どのような症状がありますか』といったことを聞かれます。受付を済ませて待っている間に『問診表』というものに記入するケースもあります。

性病検査の問診で聞かれる主な内容は以下の通りです

『なぜこのようなことを答えないといけないの？』と思うこともありますが、これらの質問で性病かどうかや、性病の種類を絞り込むためです。

最後の性行為を聞くのは、感染した時期を推定するためです。最後の性行為から症状が出るまでの期間が短ければ淋菌など、長ければクラミジアなど、性病には症状が出るまでの潜伏期間がそれぞれ異なるため、性病の種類特定へのヒントになります。

また、オーラルセックスやアナルセックスの有無を聞かれる理由としては、それらの行為によって咽喉（のど）や肛門（直腸）など、性器以外に性病の症状が出ている理由になるからです。

視診・触診とは？

症状がある部位やその周辺を診察して、どんな症状が出ているか、体に目に見える変化があるかを調べます。

性器やその周辺に症状がある場合は、下着を脱いで診察台に上がり診察してもらいます。性器にできた変化を触診して痛みの有無や硬さなどを調べます。本人はかゆい・痛いという自覚がなくても、性器に赤みがあるなど、お医者さんの目で見ると気付くことも多いです。

内診とはどのような診察なの？膣鏡検査について

膣内に症状があったり、疑われる場合は膣鏡検査も必要に応じて行います。女性の膣に膣鏡（ちつきょう）という道具を入れて、膣の中を観察する内診（ないしん）や、肛門から指を入れて調べる直腸診（ちょくちょうしん）などがあります。

尖圭コンジローマのように性器に症状がはっきりと見える病気は、目で見て診察する必要度が非常に高いです。恥ずかしいですが我慢してしっかり見てもらいましょう。

咽喉（のど）の検査とは

フェラやクンニなどのオーラルセックスが一般的になっている今、クラミジアや淋病を中心に咽喉（のど）への感染が広がっています。検査方法は、長い綿棒で咽喉の分泌物を拭う方法がありましたが、この方法はかなり苦しいため、多くの場合は『うがい』で分泌物を取る方法に移行しています。

血液検査について

針を刺して採血し、血液を調べます。梅毒、HIV（エイズ）、B型肝炎、C型肝炎などは血液検査で抗体検査を行います。一方で、淋菌やクラミジアは、性器に感染しても血液に入ってこないため、血液検査では見つけられないことも多く、一般的には膣分泌物から検査します。

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