カンジダ治療に用いられる治療薬(抗生物質)であるクロトリマゾールやイトリゾール、エンペシドの詳細を解説します。カンジダ治療薬は、内服薬(飲み薬)とクリーム(塗り薬)があり、症状によって使い分ける必要があります。これらの治療薬は、病院や薬局に行かずに購入することができるため、特にカンジダ症を再発してしまった方におすすめです。
カンジダ症のおすすめ治療薬一覧
カンジダ症に使用されている治療薬で、効果が期待でき人気が高い治療薬を以下にまとめました!主に、おりものや膣内の症状には内服薬、かゆみや発疹など外陰部に症状が出ている場合は塗り薬(クリームタイプ)がおすすめです!
おすすめ度 | |
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有効成分 | フルコナゾール (Fluconazole) 50mg |
効能 | 抗真菌作用 |
用法 | カンジダ症に対するフラコナゾールの使用目安量は1日50~100mg。1日1錠服用すること。 |
内容量 | 20錠/箱 |
価格 |
1箱:3,193円 2箱:4,068円 3箱:4,752円 ※価格は変動する場合があります。 |
おすすめ度 | |
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有効成分 | イトラコナゾール (Itraconazole) 100mg |
効能 | 抗真菌作用 |
用法 | イトラコナゾールとして200mgを1日1回空腹時に経口投与する |
内容量 | 15カプセル/箱 |
価格 |
1箱:3,777円 2箱:5,430円 3箱:7,086円 ※価格は変動する場合があります。 |
おすすめ度 | |
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有効成分 | クロトリマゾール (Clotrimazole) 1% |
効能 | カンジタ菌に効果のある抗真菌薬。カンジタ菌の細胞を壊すことで殺菌的に作用します。 |
用法 |
患部~周辺の皮膚を必ず清潔にしてから、1日2回程度、患部と患部周辺に塗布してください。皮膚の角質層に届くように擦り込むように塗布するとより効果的です。ただれの酷い患部や塞がっていない傷のある患部は慎重に使用してください。 |
内容量 | 30g/本 |
価格 |
1本:2,502円 3本:3,240円 ※価格は変動する場合があります。 |
カンジダ症の治療薬の使い分け(内服薬とクリーム)
カンジダ症の治療は、症状が出ている場所によって使用する治療薬が異なります。以下を参照してください。
- おりものの異常など膣内に症状が出ている場合は内服薬(ダイフルガンなど)
- かゆみや発疹など外陰部に症状が出ている場合クリームタイプの塗り薬を
- 上記の症状が両方出ている場合は内服薬&クリームの併用を
カンジダ症の治療薬の副作用や注意点
カンジダの治療薬の試用期間について
治療薬を服用することで、おりもの異常やかゆみといった自覚症状は2、3日で収まる場合がありますが、菌がまだ残っている可能性があるので7日ほどは継続して使用することを推奨しています。(症状が治まっても医師に指示された期間は治療薬を継続します)
カンジダ治療薬の副作用
カンジダ症の治療薬の主な副作用は【悪心(気分が悪くなる)・下痢・発疹・浮腫(むくみ)】などが挙げられています。副作用の症状が強く出る場合は、必ず医師に相談してください。
妊娠中・授乳中の使用について
膣粘膜から吸収される薬ではありませんが、膣内に傷などがあると吸収する可能性も考えられる為、念のため医師や薬剤師に使用の確認をとりましょう。
治療中の性行為について
カンジダ治療中の性行為は控えましょう。パートナーにカンジダが感染してしまう可能性があります。薬を服用していなくても、性感染症の可能性がある場合はオーラルセックスを含め、性行為を控えてください。
該当薬品以外の使用について
市販のカンジダ症治療薬やステロイド剤を使用することで、カンジダ症の症状が悪化する可能性があるため市販薬の使用を控えましょう。
治療薬を使用してもカンジダの症状が治まらないときは?
上記のカンジダ治療薬を服用してから4~7日経過しても膣カンジダの症状が改善しない場合、他の疾患である可能性が考えられますので、服用を中止して必ず医療機関を受診してください。