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浮気の可能性

パートナーが性器ヘルペスに感染したら浮気確定?感染経路から可能性を解説!

体調不良時等に、唇周辺にぶつぶつ水ぶくれができてしまうおなじみのヘルペスですが、実は性器に感染する『性器ヘルペス』という種類があります。

あなたのセックスパートナー(例えば彼氏や彼女、旦那や妻)が性感染症である性器ヘルペスに感染、または発症したと判明したら、性病ということで『もしかして浮気(不倫)された?』と思う方も少なくないはずです。

では、性器ヘルペスに感染したら、浮気の可能性は高いのでしょうか?

結論からいいますと、浮気(性行為)の可能性は否定できませんが、もしかしたらカップルでのピンポン感染の可能性があります。

なぜなら、そのカップル(ペア)のどちらかが唇にヘルペスが感染していた場合、オーラルセックスによって相手の性器に感染させてしまっている可能性があるからです。

(もちろんこれだけでは浮気がなかったとはいえません。クラミジアや淋病よりは浮気の可能性は低いと推測されます。)

今回は、パートナーが性器ヘルペスに感染したときの浮気の可能性を、感染経路や潜伏期間から考えます。それから感染が判明した時の対処方法を解説しますので、ぜひ最後までご覧くださいね

※性病と浮気問題は永遠の課題です。ここでは、どこまでが浮気か?という議論はひとまず置いておきます。

当サイトでは、性病の性質や感染経路等で『浮気の可能性が高めか低めか』を解説するため、浮気を断定する情報ではありません。あくまで参考にしていただければと思います。

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浮気で性器ヘルペスに感染するの?

ここでは、浮気して性器ヘルペスに感染してしまったよくある事例を箇条書きで記載します。

よくある浮気(または性行為)による性器ヘルペスの感染事例

ここ最近で、以下のような出来事に心当たりはありませんか?

項目 事例

よくある

性器ヘルペスの

感染例

  1. 飲み会など、その場の勢いで出会った相手と性行為に至った
  2. コンドームなしで性行為を行った
  3. 性行為の前後にシャワーを怠った
  4. 勢いで風俗店を利用した(本番行為はなくても感染する可能性があります)
  5. 今のセックスパートナーがすでにカンジダ症を発症、または感染していた(無症状が多い)
  6. セックスパートナーが複数存在する
  7. 普段から不特定多数の人と性行為をおこなっている
  8. 3人以上で性行為をおこなった
  9. 大人のおもちゃの使いまわし
  10. 彼女(妻)の唇や性器周辺に小さい水ぶくれやただれのようのものがある状況でセックスした
  11. 彼氏(旦那)のペニスに赤いぶつぶつや水ぶくれ、またはただれがある状態でセックスした
  12. 唇のヘルペスが発症しているときにオーラルセックスを行った

性器ヘルペスは、オーラルセックスを含む性行為によって感染することがあります。

※あくまで一例です。症状や行動、感染経路には個人差があります。いずれにせよ、不特定多数との性行為があることで、感染リスクが高まります。

性器ヘルペスの場合は浮気を疑う前に、、、

セックスパートナーが性器ヘルペスを発症した場合、まず自身(あなた)がヘルペスに感染していないかどうか確認が必要です。

性器ヘルペスは無症状の場合も多く、感染していることに気付かない方も多いとのこと。

性器ヘルペスは通常のセックス、オーラルセックス、アナルセックス等で感染します。さらにオーラルセックスでは唇のヘルペスが感染してしまうことも。

もしかしたら自身がヘルペスに感染していて、相手に移してしまっている可能性は否定できません。以下で、性器ヘルペスの感染経路や症状、潜伏期間を記載していますので、参考にしてください。

性器ヘルペスの感染経路や潜伏期間、症状について

ここでは、性器ヘルペスと唇の違いや感染経路、潜伏期間、症状について解説します。

※ここでは、男女の永遠の課題『どこからどこまでが浮気か?』はひとまず置いといて、性器ヘルペスはどのような感染経路があるか、どのような特徴があるのかを解説していきますね。

性器ヘルペスと唇のヘルペスはどう違う?

性器ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス(HSV)1型(HSV-1)または2型(HSV-2)の感染によって、陰部に水疱や潰瘍ができて痛みやかゆみが出て、時には高熱の症状もでる性感染症です。

原因のウイルスは2種類あり、口唇は1型、性器は2型のウイルスが感染すると言われていました。しかし、最近ではオーラルセックスの一般化にともない、1型・2型の区別はなくなってきています。

性器ヘルペスの『初発』とは?

性器ヘルペスの症状で、初めて症状の現れた場合を「初発」といい、初めて感染した場合には「初感染」と呼んで区別します。

感染したときは無症状がありますが、何らかのきっかけで性器ヘルペスウイルス(HSV)が再活性化されることで、症状が初めて出現する場合があり、これを「非初感染初発」と呼びます。

一般的に性器ヘルペスの初発は症状が重いことが多いとされています。

性器ヘルペスの主な感染経路

主な感染経路はセックス(オーラルセックス・アナルセックスを含む)です。

性器の粘膜や分泌物、病変部等にウィルスが存在するため、それらの場所への接触で感染します。しかし、症状が出ていないときでも、性器の皮ふや粘膜にウイルスが出てきてパートナーに感染することもあります。

性器ヘルペスは、皮膚や粘膜などにできた目に見えないほどの小さな傷から感染します。そのため性的パートナーが多いほど感染リスクが高まります

年齢別にみると、性的活動が盛んな20代以降での発症が多くなっており、特に女性は、性行為時の摩擦により膣内の粘膜に微細な傷ができやすいため、女性は男性よりも感染リスクが高い状況です。

point.

感染してすぐに症状が出る場合と、感染した時は症状が出ずに、しばらく経ってから症状が出る場合があります。そのため、性器ヘルペスは感染機会の特定が難しく、発症日時による浮気の特定は難しいと思われます。

性器ヘルペスの潜伏期間と主な症状

◆性器ヘルペスの潜伏期間

性器ヘルペスウイルス(HSV)に感染してから症状が出るまでの期間、つまり潜伏期間は2日~10日ほどと言われています。ただし、感染しても症状が出ないケースもあるため、感染機会の特定は難しいといわれています。

◆性器ヘルペスの主な症状

性器ヘルペスの主な症状は以下の通りです。特におりものに変化が出やすいといわれています。

感染部位 症状の詳細

男性

(性器周辺)

最初は、患部の表面にヒリヒリ感やむずかゆさなどを感じることがあります。2〜10日ぐらいでかゆみを伴った1〜2mmの赤いブツブツや水ぶくれができ、それが破れて潰瘍(ただれたようなもの)ができまることがあります。

また、強い痛みがあり発熱を伴うことがあります。同時に太もものリンパ節の腫れや痛みが見られ、亀頭や陰茎体部に症状が出ることが多いですが、太ももやおしり、肛門周囲、直腸粘膜に症状が出ることもあります。

※非初感染初発の場合、初感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまでの期間も短くなりますが、免疫不全者や高齢者では症状が重いです。

女性

(性器周辺)

子宮頸管や膀胱、性器周辺に水ぶくれや潰瘍(ただれたようなもの)ができます。強い痛みで排尿が困難になることもあり、発熱を伴うこともあります。同時に太もものリンパ節の腫れや痛みがみられます。

症状は、外陰、腟の入口とおしりなどにもみられ、子宮頸管や膀胱にまで感染が広がることもあります。

※初感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまでの期間も短くなりますが、免疫不全者や高齢者では症状が重いです。

再発の場合

(再発・回帰発症)

1年以内に8割以上が再発すると言われ、過労・セックス・ストレスなどの刺激がきっかけで再発することが多く、性器またはおしりや太ももに水疱や潰瘍ができます。

再発する前に、腟の入口の違和感や太もも周辺に神経痛のような痛みなどの前兆が見られることもあります。初感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまで期間も短くなります。

のどへの感染

性器ヘルペスは咽喉(のど)への感染もみられます。

のどの主な症状としては、のどの強い痛み、つばを飲み込む時の痛み、摂食障害、高熱、くびのリンパ節の腫れ、扁桃が赤く腫れる、白い膿などがあります

point.

性器ヘルペスは症状は『初発』と『非初感染初発』、『再発』に分けられます。それぞれ症状が異なり、まれに喉(のど)への感染もみられます。

参照:詳しい性器ヘルペスの症状や治療についてはこちらから≫

性器ヘルペスは再発しやすい

性器ヘルペスを発症した人の約8割は1年以内に再発すると言われています。

ヘルペスは治療を行わない場合でも、おおむね2~3週で症状は消えることが多いです。ただし、1度感染するとウィルスを完全に排除できないため免疫力が低下した時などに再発を繰り返すことが多いです。

男性の場合、過労・セックス・ストレスなどの刺激がきっかけで再発することが多く、初感染の時と同じ箇所、またはおしりや太ももに水疱や潰瘍ができます。初感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまでの期間も短くなります。

女性の場合、過労・セックス・ストレスなどの刺激がきっかけで再発することが多く、性器またはおしりや太ももに水疱や潰瘍ができます。再発する前に、腟の入口の違和感や太もも周辺に神経痛のような痛みなどの前兆が見られることもあります。初感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまで期間も短くなります。

point.

喉(のど)のヘルペスでも再発する場合があります。のどで再発した場合は、のどの痛みや、ヒリヒリなどの症状はありますが、初感染よりも比較的軽いことが多いです。

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パートナーが性器ヘルペスに感染したら

パートナー(彼氏や彼女、旦那や妻)が性器ヘルペスを発症したら、どのように対処したら良いのでしょうか?性器ヘルペスの検査や治療について解説します。

パートナーが性器ヘルペスに感染がしたら自分も感染してる?

あなたのセックスパートナーが性器ヘルペスに感染したと判明した際は、あなたも感染している可能性が非常に高いです。

特に、コンドームなどの避妊用具を使用していない場合は、ほぼ感染していると思っておいたほうが良いでしょう。

性器ヘルペスは無症状の場合もあります。さらに、性器ヘルペスの場合は、初めての感染によって症状がでる『初発』のタイプもあれば、初めて感染しても症状がほぼでない『非初感染初発』のタイプがあります。

『初発』の際は、男女ともに耐えきれないほどの激痛なことが多いですが、性器ヘルペスに感染しても症状がでない方も多いとのことです。

そのため、感染しているのに検査・治療が終わっていない状態で性行為を行ってしまい、気付かないうちにパートナーに移してしまうことも。

例えば、男性(または女性)だけ性病治療しても、再度パートナーから感染する場合があるためパートナーがいる場合はペアで検査・治療が必要です。パートナーだけ治療しても、もう片方のパートナーが治療できていない状態で性行為をすることで、カップル同士で移し合うピンポン感染を引き起こしてしまいます。

性器ヘルペスに感染しても無症状の場合も多いです。症状がなくても検査を行うことが大切です。特に性器周りに赤いぶつぶつや水ぶくれのようなものが少しでもできたら感染を疑いましょう。

性器ヘルペスの検査方法について

性器ヘルペスの検査は、病院などの医療機関を受診し血液検査やウイルス検査を行います。

◆病院(医療機関)で検査

医療機関の場合、一般的には男性は性病科か泌尿器科女性は性病科か婦人科(産婦人科)で検査を受けることが可能です。

性器ヘルペスの主な検査方法は以下の通りです

検査の種類 検査詳細

視診

医師が直接、水ほうなどを観察して診断します。

※視診は、ヘルペスの症状が出ていてウイルスを採取できる状態であれば検査可能です。

血液検査

採血して抗体検査を行うことにより血液中の単純ヘルペスウイルスに対する抗体を調べる

ウイルス検査

病変部分からウイルス感染細胞を綿棒で採取し抗原検査を行います。

※ウイルス検査は、ヘルペスの症状が出ていてウイルスを採取できる状態であれば検査可能です。

備考

※医療機関によって検査方法が異なる場合があります

参照:事前に知っておきたい性病検査のポイント

医療機関で検査される方は、まずは性病検査対応の最寄りの病院を探し電話で予約を行います。ほとんどの病院では、性病検査は実費検査となります。電話の際に、検査料金などの確認もしておきましょう。

性病対応の病院検索≫

性器ヘルペスの治療方法について

性器ヘルペスの検査を受け、陽性判定(+)が出た場合は治療を行います。また、性器ヘルペスの治療方法は「初発」と「再発」によって異なります。

性別 治療薬の種類
初発 抗ヘルペスウイルス薬の経口投与を5~10日、重症例では7~10日間程点滴を行うことがあります。
再発 抗ヘルペスウイルス薬の経口投与を5日間行います。ただし、発症してから1日以内に服用を開始しないと有意な効果が得られないので注意が必要。
備考 性器ヘルペスの治療薬の種類と購入方法≫

※治療期間は症状にもよりますが、おおむね5日間~10日間が目安です。

まとめ:パートナーが性器ヘルペスに感染したら浮気の可能性が高い?

ヘルペスに感染している人はとても多く、セックスパートナー同士でのピンポン感染も多々みられるため、性器ヘルペスに感染したからといって、ぐさま浮気確定と判断することは危険です。あなたが唇にヘルペスを患っていたのなら、もしかしたらうつしてしまった可能性もあります。

また、性器ヘルペスは、人によっては症状があまりでない傾向もあることや、体調不良(免疫低下)などをきっかけに突然再発する場合があるため、『過去に感染していて今までずっと気づかなかった可能性』もあります。

ただし、病院での診断の結果が『初発』の場合は、ここ最近で感染した可能性は比較的高いと言えるでしょう。

いずれにせよ、ペアのどちらかが感染した場合は、そのペアで感染していると考えての行動が必要です。

最後になりますが、パートナーが性器ヘルペスに感染したら、ほとんどのカップルは『浮気したかどうか問題』が勃発するかもしれません。しかし、性器ヘルペスは、感染機会の特定がとても難しい疾患です。

パートナーに疑わしいことがなければ浮気の可能性としては低いため、まずは自身の体を考え、検査や治療も行ってくださいね。

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パートナーが性病と判明したら

あなたのパートナーが性病と分かったら

もし、あなたのパートナーが性病と分かったら、あなたも性病に感染している可能性が非常に高まります。

必ず性病の検査を行いましょう。性病の放置は危険です。

ほとんどの性病は自然治癒しないため、放置することで将来的に不妊症となってしまう可能性があります。もちろん男性でもありえます。

また、パートナーだけ治療しても、自身が検査や治療を怠ってしまうと、セックスパートナー同士で移し合うピンポン感染を引き起こし、いつまでたっても治療が進みません。

パートナーの性病が判明すると、もちろん色々なトラブルも予想されますが、まずは自身や相手の体のためにも検査と治療を行いましょう。

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各性病の浮気の可能性と感染経路

ここでは、各性病の感染経路や特徴から、浮気の可能性について説明しています。

※あくまで推測の域です。参考までにしてください。

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