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性病の薬・抗生物質特集

性器ヘルペスの治療薬の種類と通販で購入できる治療薬について

性器ヘルペスは、1度感染すると現在の医療ではウイルスを完全に除去することはできません。そのため、性器ヘルペスは再発を繰り返す厄介な性感染症の1つです。

性器ヘルペスの治療は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬を用いります。その症状は、放っておいても1週間~2週間程度でおさまることが多いですが、治療薬を用いることで早く症状が抑えることができ、重症化も予防できます。

薬の種類には飲み薬や塗り薬があり、病院へ行けばドクターが症状や体質に合わせた最適な処方をしてくれます。今回は、治療期間や市販薬の有無、再発を予防するための薬など、性器ヘルペスの薬と治療について解説したいと思います。

性器ヘルペスの治療薬は症状によって異なる

性器ヘルペスの抗ウイルス薬は、国内では医師の処方を必要とする薬品に指定されています。そのため、病院での治療が基本であり、ドラッグストアなどで市販薬は販売されていません。病院では医師の診断により、症状が出ている場所や程度によって処方される薬が使い分けられています。

性器ヘルペスの治療方法

性器ヘルペスの治療は、抗ヘルペスウイルス薬の経口投与を5~10日します。重症例では7~10日間程点滴を行います。

性器ヘルペスの治療薬は、単純ヘルペスウイルスの増殖を抑制する抗ヘルペスウイルス内服薬としてバラシクロビル(バルトレックス)ファムシクロビル(ファムビル)、軽い症状では軟膏塗布としてビタラビン(アラセナ)などが使用されます。

唇ヘルペスの治療薬を使用しても大丈夫?

口唇ヘルペスは性器ヘルペスの薬と成分が似ているものの、唇ヘルペスの市販薬などを使用することは推奨できません。

それは、性器ヘルペスの症状の進行具合によって使用する治療薬が異なることがあげられます。また、検査をせずに自己判断で薬を使用すると、実際は他の性感染症であった場合、かえってウイルスが広がってしまうことや症状が悪化したりするおそれがあるからです。また、副作用についても自己責任となってしまいます。性器ヘルペスの症状が現れた場合は、必ず医師へ相談し、適切な治療薬を処方してもらいましょう。

通販で購入できる性器ヘルペスの治療薬

バルトレックス500㎎
バルトレックス500mgは、口唇ヘルペス、性器ヘルペス、水ぼうそう、帯状疱疹、性器ヘルペスの再発抑制に効果がある抗ウイルス薬です。
 
バルトレックス500mgは抗ウイルス薬なので、一般的な細菌に対する抗菌活性はありませんが、ウイルスに対して抗ウイルス効果を発揮します。有効成分のバラシクロビルによる性器ヘルペスの再発抑制療法は、国内で2006年に承認されている標準療法です。
 
単純ヘルペスウイルスにはⅠ型とⅡ型があり、Ⅰ型は主に口唇ヘルペスの原因となり、Ⅱ型は性器ヘルペスの原因となります。バルトレックス500mgは、両方のヘルペスに対して抗ウイルス効果を発揮します。
 
おすすめ度
有効成分 バラシクロビル(Valacyclovir Hydrochloride)500mg
効能 ウイルスの増殖を抑制
用法 性器・口唇ヘルペスに対するバルトレックスの正しい飲み方は、1回1錠(500mg)を朝晩1日2回服用です。
内容量 10錠/箱
価格

1箱:4,305円

3箱:6,684円

※価格が変動する場合があります。

バルトレックス500㎎を購入する≫

アシビル200㎎
アシビルは、抗ウイルス薬ゾビラックスのジェネリック医薬品です。ゾビラックスには、単純疱疹の原因である単純ヘルペスウイルスや、帯状疱疹の原因である水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖をおさえる抗ヘルペスウイルス作用が確認されています。
 
ゾビラックスは、感染細胞にのみ薬剤が取り込まれるので、正常な細胞に対する毒性は極めて低いという特徴がありますが、体内への吸収が悪く、1日5回服用しなくてはならないという欠点がありました。
 
性器ヘルペスとしての治療薬は、上記で紹介しました『バルトレックス』を推奨しています。
 
おすすめ度
有効成分 アシクロビル (Aciclovir) 200mg
効能 ウイルスの増殖を抑制
用法

・口唇ヘルペスなどの単純疱疹:1回200mgを、1日に5回服用し、これを5日間継続

・水ぼうそうなどの帯状疱疹:1回800mgを、1日に5回服用し、これを7日間継続

内容量 100錠/箱
価格

1箱:6,252円

3箱:13,929円

※価格は変動する場合があります。

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バルトレックス500㎎の詳細

バルトレックス500㎎の使用方法

バルトレックスは、状態により用法用量が変わってくるので、注意が必要です。いずれの場合も、少しでも自覚症状があれば一刻も早く服用を開始することが大切です。

  説明
単純疱疹(性器ヘルペスなど)に使用する場合
  • 通常、成人には1回500mg(1錠)を1日2回経口投与します。
  • 単純疱疹の治療においては5日間服用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えてください。ただし、初発型の性器ヘルペスは重症化する場合があるため、10日間まで使用可能です。
帯状疱疹、水痘に使用する場合
  • 通常、成人には1回1000mg(2錠)を1日3回経口投与します。
  • 成人の水痘の治療においては5〜7日間服用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えてください。
  • 帯状疱疹の治療においては7日間服用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えてください。
性器ヘルペスの再発抑制に使用する場合
  • 通常、成人には1回500mg(1錠)を1日1回経口投与します。
  • 体重40kg以上の小児は、成人と同様の用法用量で使用可能です。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときになるべく早く飲むようにして下さい。ただし、次の服用時点が近い場合には、忘れた分は飲まないようにして下さい。
  • 脱水症状を起こすことがあるので、服用中は普段よりも多めに水分補給を行ってください。

point.急性性器ヘルペス(初発)の場合はバルトレックスを1日朝晩の2錠服用、再発の場合は1日に1錠の服用が目安です。

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バルトレックス500㎎の副作用

バルトレックスの主な副作用

  1. 発疹、蕁麻疹、そう痒、嘔気、嘔吐、腹部不快感、下痢、腹痛、精神神経症症状、めまい、頭痛、意識低下、腎障害、排尿困難、急性腎障害、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少など

point.重大な副作用として、アナフィラキシーショックなどの症状例もあります。上記のような副作用がみられた場合、すぐにかかりつけ医に相談してください。

バルトレックス500㎎の禁忌や注意点

  • 用法・容量を守り正しく服用してください。
  • バラシクロビルあるいはアシクロビルを含有する薬剤に対し、アレルギーや過敏症の既往歴のある方は使用できません。
  • 併用禁忌薬は特にありません。
  • 併用禁忌薬はありませんが、プロベネシドという痛風治療薬、シメチジンという胃薬、ミコフェノール酸モフェチルという免疫抑制剤、テオフィリンという喘息治療薬とは相互作用が生じる可能性があります。これらの薬を服用している方は、医師か薬剤師に相談してから服用することをおすすめします。

性器ヘルペスの再発抑制療法について

性器ヘルペスに感染していると診断された場合、5~10日間、処方された薬を内服または軟膏塗布します。患部が治ったら治療は終了です。ただし、性器ヘルペスにかかった場合、1年以内に8割以上が再発するといわれています。

性器ヘルペスの再発を頻繁にくり返す場合は「性器ヘルペス再発抑制療法」という治療法もあります。基本的に、年6回以上再発をくり返す人が対象であり、抗ウイルス薬であるバルトレックスを1日1回飲み続けることで、性器ヘルペスの症状が現れる前にウイルスの増殖を抑え、再発を減らすのが目的です。

また、再発までの期間が伸ばせるだけでなく、再発した場合も症状が軽く、治療が短期間で済むというメリットもあるため、この再発抑制療法は約20年に渡って治療の安全性と有効性が認められており、世界50ヵ国以上で行われている標準的な治療法です。日本国内では保険適用診療となっています。

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