性病検査を受ける方法には、病院や保健所、郵送検査である検査キットなどがあります。その中でも、保健所では無料で性病検査を受けることが出来るためお財布には嬉しいですよね。
しかし、保健所で性病検査を受けるメリットとしては、検査料金が無料という部分しかなく、むしろデメリットのほうが大きいことが懸念されます。保健所で性病検査を検討している方は、一度、デメリットの部分もしっかりと確認してから検査を受けましょう。
保健所で性病検査を受ける5つのデメリット
病院、保健所、検査キット、どれも性病の検査精度はさほど変わりなくどれも信頼できますが、保健所での性病検査は無料ではあるものの、無料ならではのデメリットも存在します。以下で保健所で性病検査を受けるデメリットを5つにまとめましたので、まずはご確認ください。
1.検査できる性病が限られている
保健所で検査できる性病は、主にHIV(エイズ)や梅毒、クラミジア、淋病に限られます。さらに、ほぼ全ての保健所でHIV(エイズ)の検査は可能ですが、梅毒やクラミジアや淋病の検査は、その保健所によって検査ができない場合があります。
性病の症状は、無症状や軽度のことが多いため、一般的には一度に多くの種類の性病検査を行います。限られた性病の検査では、本来は性病に感染しているのに、限定的な検査によって見逃される場合があるからです。特に感染者が比較的多い、トリコモナスやカンジダなどの検査ができないことは致命的と言えるでしょう。
2.検査できる日や曜日が限られている
保健所での検査日は、第〇週の〇曜日のように、検査が可能な日時や曜日が決まっていることが多く、それぞれの保健所でも異なります。そのため、すぐに性病検査したい人や、仕事や学校等でスケジュールを調整しにくい人には不向きと言えます。
3.定員が決まっているため必ず受けられるわけではない
保健所での性病検査は、定員が定められているため、予約が遅れると検査を受けられないことがあります。検査できる日時が決められているうえに、上限人数があるため、検査をしたくても出来ない状況に陥ることも。
4.検査結果をスマホで確認できない
プライバシーの観点からも不安があります。保健所での性病検査は、匿名検査が可能な為、未成年でも検査が可能です。しかし、検査結果をスマホやPCで確認できないことは不安材料となります。
検査当日はもちろん、検査結果を確認できる日も指定されているため、スケジュール問題が起こります。また、検査結果は、一般的には書類ではなく口頭で伝えられ、職員の人と顔を合わせます。
5.実は有料のケースがある
ほとんどの保健所ではHIV(エイズ)の検査は無料で行えます。しかし、梅毒やクラミジア、淋病などの検査は有料の場合があるため、あらかじめ保健所に確認する必要があります。
無料でないと保健所で検査を受けるメリットが少ないため、HIV(エイズ)だけの検査であれば推奨できますが、複数の性病検査を検討している方には不向きです。
性病検査キットを検討してみて
保健所での性病検査では、自身が望むような検査ができない場合があります。そのような場合は、保健所での性病検査のデメリットの多くを解決できる郵送検査、つまり、性病検査キットを検討してみてはいかがでしょうか。
検査キットならほとんどの性病が1度に検査できる
性病検査キットメーカーによって、検査できる性病の種類はやや違いはありますが、性病検査キットでは、おおむね8種類~12種類ほどを同時に検査することが可能です。
多くの保健所ではできない、トリコモナスやカンジダ症、B型肝炎などの検査を行うことが出来る上に、クラミジアや淋病の咽喉(のど)の検査も『うがい液』を採取するだけで行うことができます。
検査キットは誰にも知られずに性病検査が可能
保健所での検査は、現地へ行き検体を採取します。ですが、郵送検査が可能な検査キットなら、検体は自分で採取するものの、自宅で1人で出来るため、誰にも知られずに検査ができるところが1番のポイントと言えます。
また、保健所や病院で、クラミジアや淋病の検査を行う場合、男女とも性器の分泌物の採取などがあり、恥ずかしい思いをすることがあります。保健所に行く際に、知人に合ったり見られることも。
検査キットは、指定した住所(自宅)に届きますが、郵便局留めやヤマト運輸センター留めも可能なため、ご家族にも知られる心配がありません。プライバシーの観点からも、性病検査キットはとてもおすすめできます。
検査の信頼度が高い
当サイトで紹介しています性病検査キットメーカーは、『登録衛生検査所』といって、病院や保健所からも性病を含めた病原菌やウイルスの検査依頼を受ける検査所です。『郵送検査って信頼できるの?』って思うかもしれませんが、その登録衛生検査所が販売している検査キットなため、検査軽度においても病院や保健所とそんしょくありません。
万が一、陽性判定が出ても治療がスムーズ
もし、性病と判断されても、検査キットメーカーと提携している病院へ行くことで、治療がスムーズになります。検査後に、『検査報告書』を提携病院に持っていくことで、余計な再検査などを省くことができるため、すぐに治療を開始できます。
(※医師によっては再検査を行う場合があります)
また、『もしかして性病?』と思って性病検査しても、特に問題がある性病ではない場合もあります。あからさまな症状がある場合はすぐに病院へ行くべきですが、『念のための検査』の場合は、検査キットを利用するほうがメリットがあると言えるでしょう。